BitTorrent社のセミナに参加

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BTconference1.JPG P2P技術を応用して,大容量のファイルを高速かつ安価に配信するための技術を提供するBitTorrent社が,東京で開催したプライベート・セミナ「BitTorrent Conference 2007」に参加した。米国法人のキーパーソンや日本国内のパートナーが講演するとあって,日本会場となったホテルの大広間に用意された席は,セミナが始まった1時半すぎには7割がた埋まっていた。
 最初に講演した米国法人社長のAshwin Navin氏は,光ファイバを使ったインターネット接続が家庭に広まりつつある日本は,BitTorrent技術を利用する環境として最適であると語った。全世界でBitTorrentプロトコルに対応したクライアント・ソフトウエアは約1億6000万本インストールされていて,このうち日常的にBitTorrentを利用しているアクティブなユーザーは3000万~4000万人いるとの分析を明らかにした。


BTconference2.JPG Navin氏に続いてBitTorrent技術の開発者であるBram Cohen氏が壇上に立った。同氏は,2001年に自宅のダイニングルームに置いた古いラップトップPCを使ってBitTorrentの開発を始めたといういきさつや,BitTorrentプロトコルの定義に当たっては,複数のピアを束ねたバンド幅をいかに安定して確保するかを重視したといった設計思想などについて,とつとつと語った。できるだけ多くのユーザーに使ってもらうためにプロトコルをオープンにしたが,その結果,違法コピーに使うユーザーが増えたについては当初から心を痛めていたという。

  パートナー企業では,角川デジックス 代表取締役社長の福田 正氏の講演が注目を集めた。福田氏は,角川グループがBitTorrent日本法人に出資したことを明らかにし,日本における映画コンテンツなどの配信事業に,BitTorrentを利用していく意気込みを語った。既に東京ネットムービーフェスティバルで行った配信の実証実験で,人気のあるコンテンツに関しては,ピア同士がコンテンツの配信網を形成することで送出側の負荷を5%にまで減らせることが分かったという。違法コピーを撲滅するには,コンテンツ保有者自らがユーザーに対して高画質のコンテンツを安価に配信するサービスを手がける必要があると考え,BitTorrentの採用を決めたという。講演の終わりに福田氏は,角川グループが2008年7月~9月に動画配信サイトをプレオープンし,同年10月~12月に正式オープンするというロードマップを明らかにした。


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このページは、edaがOctober 23, 2007 1:29 AMに書いたブログ記事です。

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